手術後1年弱で力尽きる、もし手術をしなかったら

実は私は手術には反対でした。

年寄りのガンは進行が遅いと聞いていたので、自然療法などをしながらゆっくり過ごした方がいいのではないかと。

でも、病院大好きな母は、「放っておくと大きくなる」と言われて手術を決めたみたいです。

15時間に及ぶ手術によく耐えたなぁと感心したのですが、腫瘍マーカーが上がるまでは数か月かかりませんでした。

再発や転移というより、取り残しがあったんですね。それがまた元気を出してしまったということです。

メスを入れて傷をつけるとそこにガン細胞が集中して成長するそうです。

 

手術をしたのが2015年の6月ですから1年も持たなかったということになります。

もし手術しなかったら、自然療法が奏功したらもう少しは元気でいられたんじゃないかなと思ったりします。

私がつきっきりで食事の世話や温熱療法などをしてあげたら結果は違っていたのかも。

もっと私も真剣に、そして強引にやった方が良かったんじゃないかと思うこともあるんですね。

ただ、母の人生なので、無理強いはできません。

 

残念なのは手術後、あまり調子のいい時が多くなかったことです。

一時食欲も増して、お腹が空いてなんでも美味しいの、と言っていたのですが、それも長くは続きませんでした。

最期の1年は体調の悪さと闘うことになってしまってかわいそうでした。。

 

ただ、調子が悪かったのはガンのためだけじゃなく、腎臓も肝臓もかなり弱っていたようです。

なので、あちこちの臓器の弱りが重なり合って体は衰弱していったのだと思います。

ガンだけが消えても弱った臓器は持ちこたえられなかったと思うんですね。

長年かけて徐々に悪くなってきた肝臓や腎臓・・・、2年くらい前から腎臓の投薬治療もしていたのですが、それでもあまり芳しい回復はありませんでした。

 

それにしてもやはり体にメスを入れるということはいいことじゃないな、と改めて思います。

でも激しく後悔しているというほどではありません。母が納得して手術を受けたのだからそれはそれでよかったのじゃないかと。

抗癌剤も1度だけでやめてしまったし、ガン末期ののたうち回るような苦しみはありませんでしたから。。

 

私は、最期はもう少し楽に、穏やかに、眠るように亡くなっていけるんじゃないかと思っていたのですが、ちょっと苦しんでいるのが可愛そうです。

本人の意識が低くて苦しみを感じていなければいいんですけどね。

 

それにしても、上手に、楽に亡くなるのは難しいことだなぁと思います。

自分も苦しんで死にたくありませんが、身内も同じですね。

こればっかりは自分では決められないことかもしれませんが・・・。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です